【雑記】済州島に行ってきたのでメモ

 2023年5月末から、出張で韓国の済州島に4泊5日で行ってきました。済州市で宿泊しました。雑駁ですがメモを記しておきます。

 

【航空券の予約と飛行機】

  • 出発まで1か月を切ってから航空券の予約をしようとしたら、直行便はすでになかった。Jeju Airの便しかなかった。しかも乗り継ぎで、8時間かかるコース。キャンセル待ちでもして直行便を待つ勇気はなかった。ぼーっとしてたのが悪い。
  • 往路は関空→金海@釜山→済州、復路は済州→金浦→仁川→関空となってしまった。このルートだと、10時30分に出発して18時に着く感じになる。国際線と国内線の乗り継ぎになるので、いちいち荷物が出てくる。
  • 遠回りルートではあったが、済州島で大した土産物が買えなかったため、仁川空港で買うことができて良かった、ということにしておこう。
  • 金海空港@釜山は、国内線ターミナルの横に国際線ターミナルがあって、歩いて行けた。
  • 金浦から仁川はリムジンバスで移動。8,000ウォンかかり、現金かT moneyという交通カードのみで支払いとなる。現金がなかったら途方に暮れたところ。乗っている時間だけで30分ぐらいかかった。
  • 済州空港からホテルまでは、Tourist Infoの方に何番のバスに乗ればいいか聞いたら、丁寧に教えてくれた。3種類ぐらいの路線番号を教えてくれて、降りたバス停から徒歩6分、とまで教えてくれた。
  • 航空券・ホテルをExpediaで予約したのだが、チケット代と税・サービスが別に表示された領収書が出てこないので、経費精算がとてもややこしかった。Jeju Airも内訳のある領収書が出せない(そういうフォーマットを用意していない)ので、HPからチャットでお願いして内訳を教えてもらい、そのスクリーンショットを事務方に示して何とかしてもらった。
  • ホテルは、3500円/泊だった。

 

【両替とお金】

  • ほとんどはカードでいけるでしょ、ということで、財布の中にあった万円札以外を出して、6,444円を53,000ウォンに両替した。レートは0.1216でした。
  • 50,000ウォン札は不便なので、10,000ウォン札にしておいたらよかった。
  • 4泊したのだが、2,000ウォンぐらい余っただけ。ほぼ使い切ったと言っていい。
  • 地元系飲食店みたいなところでも、カードがちゃんと使える。ICチップ対応。

 

済州島での移動】

  • レンタカーを借りたりするのでなければ、バスかタクシーになる。
  • 地元住民は、ほぼ100%、T moneyという交通系プリペイドカードを使っていた。コンビニで売っているらしいが、済州空港内のコンビニには売っていなかった。どこのコンビニにでもあるわけではないようだ。
  • バスはどこまで行っても1,200ウォン。1時間乗っても1,200ウォン。こんなこと日本でやれば、短距離しか移動しない人から文句が出るのではないだろうか。
  • 現金で払うとき、バスはおつりが出る。透明のプラスチックケースの中に現金を入れると、運転手がそれを見ておつりを出す。おつりはコイン。よって、50,000ウォン札を入れると大変なことになりそうなので、避けたほうがいいと思う。
  • おつりを出す機械が壊れていたバスもあって、その時は1,000ウォン札+500ウォン銀貨を入れて、おつりはもらわずに降りた。運転手の人は、自分の財布からおつりを出そうとしたが、もういいかなーと思ってそのまま立ち去りました。バスの運転手さん、まじめである。
  • 路線はややこしい。Google Mapの経路検索も使えない。Google Mapでバス停が表示されるから、それをクリックすると路線が出るが、だいたいしか分からない。バスを乗り換えまくる人は、一日券みたいなのがあるらしいので、それを使うといいと思う。(私は使っていない)
  • タクシーは安いが、恐ろしく安いわけではない。日本の半分の値段ぐらいの感じ。

 

【観光】

  • 溶岩洞窟の万丈窟 (Manjanggul-gil) へはバスで行った。201番のバスで1時間(料金1,200ウォン)かけて Manjang cave entranceまで行く。そこから徒歩で30分かけるか、711-1か711-2のバスに乗って Manjang caveまでいく(距離は短いが料金1,200ウォン)。どこで降りるかはGoogle Mapを見ながら判断すると楽。201は幹線道路からはずれた住宅地も経由するので、次のバス停の名前を見ながら乗るとしんどい。
  • みやげもの屋と食堂が一緒になったような店がある。オフシーズンだったせいもあるが、16時ぐらいで閉まる。14時に洞窟に入り、15時に出てきて土産物を買うのがちょうどいいと思う。
  • 私が行ったときには、高校生(女子高?)の集団がいっぱいいて、結構混んでいました。でも、彼女らが帰った後はガラガラでした。
  • 201系統は30分に1本ある。朝夕は15分に1本。本数は多い。711-1, 711-2系統の本数が少ないので、あらかじめチェックしておいて、土産物屋などでゆっくりするのがおすすめ。
  • 万丈窟は一番最後の奥まで行ったほうがいい。片道30分ぐらいかかるが、途中は溶岩が固まった水平の縞模様とか、地味な景色があるだけ。最後まで行かないと「なんだったんだろう」になる。
  • 民族自然史博物館はなかなか良かった。楽しかった。済州島の他の博物館と比べたわけではないが。
  • 三姓穴(さんけいけつ、サムヨンヒョル)も良かった。済州島にあった耽羅国を作った神様が生まれた聖地とのこと。日本人には理解できる感じだなあと思いました。

 

【食事】

  • ラマダホテルがある海沿いは分からないが、市役所付近の店はハングルしか書かれていない店が多い。よって、焼き肉店などで自由自在に注文するにはハングル必須である。
  • 辛い物を避けたいときはサムゲタンがお勧め。サムゲタンは底のほうに少しピリッとする実があるが、大した辛さではない。私が入ったサムゲタンの店は、おばちゃんは非常に親切であった。12,000ウォン。
  • 店に入る時は「アニョハセヨ」なのだが、店から出るときも「アニョハセヨ」なのには驚いた。
  • 観光客が完全には戻っていないのか、どの店も結構すいていた。
  • 太刀魚料理を食べられなかったのが悔やまれる。

 

【おみやげ】

  • ちゃんと箱に入ったお土産らしきものは空港で買えばよい。
  • 安いお土産を買うなら、コンビニで調達するのが良いと思う。空港のコンビニでもよい。かっぱえびせんの韓国版とか、駄菓子系がある。
  • 韓国海苔の間にアーモンドを挟んだお土産が仁川空港にあった。美味しかった。5袋入りだったが、もっと買えばよかった。

 

【その他】

  • スマホのSIMは空港にもあるが、今回はamazonで注文した。Wise SIMというもの。7日間で5G通信でき、1,030円だった。到着まで1週間かかった。設定はほぼないに等しい。速度に問題はない。
  • タクシーには、運転手用のタクシーアプリがあり、それに従って運転手は運転する。スピード超過すると、下げろ下げろと警告するので、法令順守で運転している。韓国語で話すと、それを音声認識して日本語に訳して日本語で話すというアプリもあった。
  • バスの運転は荒い。
  • 電気自動車のバスをときどき見かけた。結構走っているみたいである。
  • 韓国入国の際には、健康状態を調べるためのQ-Codeというものがある。みんなちゃんと登録してから入国していた。
  • 入国の際には、両手の人差し指の指紋採取と、顔写真の撮影がある。ちゃんと生体情報で入出国管理しているみたい。
  • パスポートへのスタンプは希望者だけになっていた。往路で二次元バーコードのシールをパスポート内に貼られたが、それだけだった。